DX Japan Meetup 2019/12/16 in Tokyo

今回のテーマは「マイクロサービスアーキテクチャ (MSA)」です！

経済産業省の DX レポートでは、AI・アジャイル開発と並んでマイクロサービスが重要なキーワードとして挙げられています。ただし、案件の性格によっては、マイクロサービスは必須ではない、あるいはこれまでの SOA と何が違うの？ということもあったりして、現場としては何が正解か迷うこともあるかと思います。そこで、今回はマイクロサービスとは何か？大型案件や自社製品・サービスでマイクロサービスを選ぶときのポイントなど、マイクロサービスに詳しくない未経験者にもわかりやすく解説します。

• MSA に興味がある方なら、誰でも参加 OK です
• LT 枠を用意していますので、自分で情報発信してみようという方は気軽にご参加ください

開催日時と場所

• 日時：2019/12/16 18:30〜21:00
• 場所：富士通ソリューションスクエア 2階 PLY (東京都大田区新蒲田1-17-25) JR 蒲田駅から徒歩6分

スケジュール

レジュメ

クラウドネイティブを支えるマイクロサービスの技術

CNCF が打ち出しているクラウドネイティブの技術には、構成管理ツールによるIaC、自動テスト、継続的デリバリ、といったマイクロサービスで培われた技術要素が数多く含まれています。今回は特に、クラウドネイティブの核となるコンテナ型仮想化を中心にしたマイクロサービスの構成を例にして、サービス指向アーキテクチャ (SOA) との違いについて最初に話します。マイクロサービスを実現するための方法論として、エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計 (DDD) を使ったシステム分割、マイクロサービスの恩恵であるスケーラビリティやリファクタリング・デプロイの容易性、マイクロサービスの難しさである分散システムの特性、CAP 定理、NoSQLの世界について、簡単に説明します。これから MSA に取り組むならば避けては通れない Kubernetes を利用したシステム構築について触れます。Ceph や Rook などの分散ストレージの話は難しいので今回はありませんが、詳しい人は歓迎します。

マイクロサービスが変える SI ビジネスと組織

SIer がマイクロサービスを導入することで、ビジネスと組織をどのように活性化するか話します。大規模受託案件や自社製品をマイクロサービスアーキテクチャで設計して、パートナーに外注するときはサービス単位で発注、コンテナで納品してもらえば、受入テスト、検収が楽々。もしくは、各パートナーがサービスをホスティングして、それぞれの責任でサービスをリリース、運用すれば、納品不要の楽しいシステム開発が実現可能です。大手 SIer は、レガシーなピラミッド構造から脱却して、フラットで緩くつながるパートナーシップのもとに、日本の SI ビジネスをピカピカの新しい仕事に作り替えましょう！

対象

エンタープライズにおける DX に課題を感じている人なら誰でも自由に参加できます。会場では立場・実績は問いません。DX Japan は全国各地をまわって Meetup を開催します。日本のデジタル・トランスフォーメーションを一緒に盛り上げていきましょう！

LT

アジャイルの基礎的な話　とちょっとDX（@soga_toshi）

アジャイルの基礎的な話しと、最後にちょっとだけDXに絡めたお話し。

会場

※会場に来られましたら、正面玄関左の入り口入ってすぐの1階エレベーターより2階へお願いします。